自立と依存

お世話になります。マツシマです。

ママクレアのカウンセリングルームは、窓を開けると小学校が見えます。 3月4月は卒業・入学があり、スーツ姿の美しい親御さんを、ほくそ笑んで窓からのぞくことが毎年恒例の楽しみであります。

とくに小学生から中学生への進学は、大人の階段、自立への第一歩になります。

私は長男に対して、引け目があります。 彼の幼少期、私は、彼を充分に甘えさせてあげなかった。 「自立」させることが大切だと思い、できるだけ自分で何でもできるよう仕向けました。

私の「これくらいできて当然でしょ」という価値観を押し付けていました。

小学校中学年のとき、彼の発達障害がわかりました。 同時に、私のそれまでの育児が大きな間違いだと気づきました。 私は母親として猛反省をし、彼に謝罪をしました。 私が育児の姿勢を変えると、彼は今までの分を取り戻すかのように、私に甘えました。 そして彼は、今までできなかったことが、自然とできるようになりました。

「自立」という言葉は、人の心を惹きつけてやみません。

自立を目標に、日々精進している方々がおられます。 しかし、自立という表面的なイメージだけを捉えてしまうと、逆に生きにくくなってしまうと感じています。

自立の背景には、「依存」が存在します。 単純に、 依存はいけないことで、 依存から脱することで自立が確立する、と思っているのなら、 それは、逆に、自立への遠回りになります。

自立は、充分な依存(甘え)があった上に成立します。

人間は誰かに依存せずに生きていくことはできません。

自立とは、依存を拒絶することではなく 必要な依存は受け入れ、 自分が何にどれほど依存しているかを自覚し 依存対象に感謝すること、ではないかと思います。

しっかりと甘えることなく、自立を急ぐことは 単なる「ひとりぼっち」になってしまう。

自分の自立を意識して、あえて親との距離を置く。 私は自立しているからと、親や友人との関係を推し量る。 これは自立でしょうか。

もちろん、親子関係が密接で、ベタベタとしており、子供も親も自立をしていないケースもあります。 このような関係は、互いに依存のなかにズブズブと埋もれこんでいる、という感じがします。

子どもの自立を願うならば、まずは親が自立的であること。 親自身が自立できていれば、子どもの甘えを受け止めることができる。 子どもが充分に甘えを体感すれば、安心をして、あとは勝手に自立していきます。

先輩ママさん、教えてください。 子どもは何歳まで、子どもでいてくれますか。 あと何年、私の子どもでいてくれるのでしょう。

子どもが甘えてくれるうちに、 私も早く自立しなきゃ!なんて、焦ったりする今日この頃。

ご卒業、ご入学の皆様、おめでとうございます。 受験生のママさん方々、一年間お疲れ様でした。

マツシマでした

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