top of page

安らぎの場所

お世話になります。松島です。 前回は、私のダメ母っぷりをご披露しました。 今日は調子にのって、私のダメっぷりその②をお話ししようと思います。 長男を出産してから育児うつになった私は、保健師さんのアドバイスに耳を傾ける精神的余裕すらありませんでした。 夫はとても優しい人です。育児は積極的に関わってくれました。 しかし私の精神状態は不安定なまま。 こんなに優しい夫がいるのに、私はなんてワガママなんだろう、私などいなくなった方がいい、な~んて自分を責める&ウツ爆進中。 夫には何でも話せる関係だったのですが、「私はワガママ」「夫に迷惑をかけたくない」そんな気持ちから、夫にすべての気持ちを話すことはありませんでした。 一方で、私には、だたひとつ、願いがありました。 『出産前のように働きたい』 実親に子どもを預けて、キラキラと社会で働く母親の姿を見るたびに、自分のなかの劣等感を感じました。 何度も働こうと思いましたが、そう思えば、思うほど、息子が熱を出すのです。 息子は一か月に2度は発熱をしました。病気時に頼る先がない私は、これでは働けないとあきらめるしかありませんでした。 子育てがつらい、働きたいと実母に話しても しっかりしなさい!母親なんだから子育てに専念しなさい。それが女の役目です!と叱咤激励される始末。 だたひたすら自分を責める毎日が続く。 苦しい。誰か、助けて。 たった一言でいいから 「よくやっているね」「がんばっているね」って言ってほしい。 心の叫びがはじけるように 私は、子どもを夫に任せ、ふら~りと夜の街に出歩くことが日に日に増えていきました。 お酒を飲み、ワイワイと過ごす。だけど、楽しいわけでもない。けして満たされることがない、そしてまた罪悪感に襲われる。逃避行動の繰り返し。 ほんとうに、愚かで、バカな私。 自分が悩みの渦中にいるときや、精神状態が不安定なときは、なかなか建設的な判断や行動がとれません。 そのときに私が「カウンセリングを受けてみよう」そう気づいたら、きっと、もっと早く楽になっていたのでは思います。 今、どうにもならない生きづらさを感じている方へ。 どうか、あなたの気持ちを楽にできる「安心できる場所」を確保してください。 カウンセリングでなくてもいい。 カラオケでも、エステでも、マッサージでも、あなたが居心地の良さを感じる場所を見つけてください。 ちょっと疲れたな…と感じたときには、そこに行く。 それだけでも、気持ちは穏やかになります。 または、育児や仕事でがんばったときのご褒美として行くのもアリだと思います。 しばらくの後、私の安らぎは「心理学に没頭すること」に移行していきました。 落ちるとこまで落ちたとき、 アレ、この精神状態ってなんだろ~、きっとなんかの名前がついてんだろ~なぁ~・・・なんてフッ…と思ったのが、私が変わるきっかけでした。 ちなみに、心理学に没頭し始めてから、ピタッと夜の出歩きは無くなりました。 もう何年も、お酒は飲んでないなぁ~。家が一番安心できる。 今では夫に「どっか行って来い」と言われるほど、愛あるヒキコモリのカウンセラーである。

特集記事
後でもう一度お試しください
記事が公開されると、ここに表示されます。
最新記事
アーカイブ
タグから検索
まだタグはありません。
ソーシャルメディア
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square
  • Google+ Basic Square
bottom of page