top of page

子育てがイヤ 上等☆

お疲れ様です。家族両方カウンセラーの松島です。 私は、母親専用カウンセラーなので、母親さんのお話しをよく聴かせていただきます。 お母さん方々は、ご自身の子育てのお話しをずいぶんとされた後にようやく 私は子育てがイヤなんです・・・ と、申し訳なさそうに、つぶやきます。 イヤなんです…と聴いた私は、(不謹慎ですが)、言ってくださって良かった、という気持ちになります。 人の心は不思議なもので、ネガティブとポジティブが薄皮一枚、表裏一体であると感じます。 思い切ってネガティブな気持ちをあるていど認めると(肯定すると)、ポジティブがググッと動き出すことがよくあります。 赤ちゃんがうるさい、育児がきらい。 ネガティブな感情はいけないと思い抑え込んでいると、そのまま心のなかは、ネガティブのまま。 なかなかポジティブに動かないというしくみがあります。 そんなときは、まず、ネガティブな自分の気持ちを受け入れることが大切です。 育児に悩んでいる母親が、実母や義母に相談すると 「子育てが大変なのは当たり前。あなたは母親なんだから耐えなさい」 夫は仕事で忙しく、帰宅も深夜で、話す時間もない。 友達のフェイスブックを見ると、すごく楽しそうに子育てをしている。 親の言っていることや、夫や友達の姿の方が「正しい」から、その母親は、自分の気持ちをグッと飲みこむ。 たまりかねた母親は、子どもの通っている保育園の先生や、専門家に相談をする。 あなたの責任ではありませんよ・・・ どのお母さんも、みんな一緒ですよ・・・ 慰められて、話しはそこで終わり。これまた、自分の気持ちをグッと飲みこむ。 もし、あなたが、母親から育児の相談を受けたら 助言をしたり、慰めたりしないで、ただひたすら、母親の話しに耳を傾けてほしい。 育児につまずいている母親が必要としているのは いくらでも話していいよ どんなことでも受止めるよ ネガティブなことでもなんでも言っちゃって そんな受け手を望んでいます。 母親がひたすらネガティブな話しを話すことで また、そのネガティブな話しをじっくりと受けとめる人がいることで 母親は、自分のなかのネガティブを「やっと」肯定できます。 一度ネガティブを肯定できると、ポジティブが動き出します。 育児、もうちょっと、やってみよっかな・・・ この道理は、子どもも同じです。 泣いている子どもや、怒っている子どもに、いい加減にしなさい!と言い聞かせるよりも そうだね、そうだね、と、ただひたすらに受け入れる。 そうすると子どもは、安心して自分のネガティブを受け入れ、ポジティブに反転します。 ちなみに、私はときどき、スーパーマーケットでドサッと大量買いをしてしまい、とても残念な気分になります。 うっかりしちゃったね、しかたないよね、そうよね、そうよね・・・ 自分を慰めてみるも、財布のなかをみて、そっこーで現実に引き戻されるカウンセラーなのでした。

特集記事
後でもう一度お試しください
記事が公開されると、ここに表示されます。
最新記事
アーカイブ
タグから検索
まだタグはありません。
ソーシャルメディア
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square
  • Google+ Basic Square
bottom of page