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母と娘の心理学

December 10, 2015

お疲れ様です。家族療法カウンセラーの松島です。

現在、カウンセリングと性格改善個人レッスンの定期ご予約をいただき、少々忙しくさせていただいております。
とくに「母と娘の心理学(家族心理学)」の個人レッスンご依頼が多い状況です。

母と娘の問題が、近年注目されています。
自分の生きづらさに気づきはじめ、隠され続けてきた家族問題に娘たちが向き合いはじめました。

人の顔色が気になる
本当の気持ちが言えない
自信を持てない
失敗が怖い
甘えられない
自分には価値がない

これらの感情要因のひとつに、「母親との関係」があげられます。

娘は成長し母に気持ちを伝えます。しかし母は娘の気持ちを受け入れません。
また、自分の気持ちを母に告げられず、ひとりで苦しみ続ける人もいます。

過去の経験を引きずり、今を生きることができない。
そんな人は弱い、そんな私は弱い。
そのように感じている方は多くいらっしゃいます。

ここ一か月、母娘関係で悩むクライエントさんが多く訪れてくださいました。
彼女たちは他所でもカウンセリング経験があり、口々に同じことを言いました。
「カウンセラーさんに『いつまで過去にしがみついているの?』『過去は過去、大切なのはこれから』『過去は変えられないので今からの行動を変えましょう』と言われるけど、過去から切り離されるたびに、前進する力が削がれていくような気がします…」

私の経験では、悩みを抱えてカウンセリングに訪れる女性のほとんどは、まず「過去の整理」を希望されます。
過去の出来事が今の自分にどのような影響を与えたのか。母娘の心理学を学びなから、自分自身のなかで、しっかりと点(過去)と線(今)を結びたい、そんなお気持ちが強く伝わってきます。

当初、母娘心理学をレッスンするとき、心配なことが一点ありました。
家族心理学で親子関係を見直していくと、「私がこうなったのは母親のせいだ」「あんな家庭だったから私はこんなふうになったんだ」と母や家族を憎む気持ちが倍増するのではと、かなり注意深くレッスンを進めていました。

実母さんを憎んだらしっかりとフォローしなきゃ、と意気込んでいた私…まるで用はありませんでした。
クライエントさんは、実母との関係を学習していくほどに、心が穏やかになっていきます
母との関わりで自分はどんな気持ちだったのか、本当に自分が悪かったのか、なぜ母はそのような行動をとったのか…ひとつずつ過去を丁寧に見ていくほどに、クライエントさんは自己肯定感を深めていきます。


母親を憎みながら生きたい人など、いません。
心に傷をもった今でも、母を理解したい、歩み寄りたい、そんな娘さんたちの気持ちが痛いほどわかります。


子どもが子どもであるときに、親として何ができるか。
私はカウンセラーですが、まだ、その答えは、よくわかりません。
私も一人の親として
今できることは、めいっぱい子どもを甘えさせてあげよう。
子どものときに、子どもらしくいられるように。

そしたら、私も、もちっとオトナになれるかな。

そんなことを想いながら、子どもと夕食の餃子を取り合う、ぎりぎりアウトのカウンセラーなのでした。
松島でした。

 


 

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