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女性の発達障害カウンセリング 面談事例

ひろこさん(40歳/既婚 子ども1人/ASD傾向未診断)

【個人特定ができないように事例の個人情報は加工しています。】


ひろこさんは保育園のとき、すでに登園渋りがあったそうです。

お友達関係がうまくいかないとはっきり気づいたのは、小学3年生のとき。

中学生のときにはひろこさんの空気が読めない失言が原因で、いじめ体験もありました。

女子トークについていけないことが年々重くなり、中学・高校では、じょうずにクラスメイトとコミュニケーションをとることができません。

大学進学で県外へ。「やっと地域のコミュニティから自由になったと感じた。」とのこと。

大学では絵画分野の研究が楽しく、自由で快適な4年間を過ごしました。

人生で一番楽しかったのは大学生活だったと言います。


大学卒業後は広告代理店に就職。しかし、職場の人たちとうまく人間関係が築けません。

ひろこさんは言います。「私の席の後ろで、同期の子たちが輪になって話している。私はその輪に入れなかった。」「タイミングがわからず、上司に仕事の質問ができなかった。」

広告代理店は入社2年後に退社。

その後、ひろこさんはいくつかの会社に就職しますが、いずれも人間関係がうまくいかず転職を繰り返します。


結婚後、夫の転勤により各地転居をしますが、すべての土地においても人間関係が築けません。

子ども関係・学校関係の保護者とのつながりに恐怖感が重なっていきます。

過去の自分の体験をかえりみても、自分にどのような問題があるのかわかりません。

ひろこさんは対人恐怖症になり、35歳のとき、ひきこもり主婦となりました。

当方ホームページにたどり着き、自分に発達障害の傾向があることに気づき、ママクレアに来談。


カウンセラーはひろこさんの「40年間」を細かくヒアリング。発達障害の傾向・特性タイプを確認するとともに、ひろこさんが「人間関係で失敗する行動パターン」を抽出しました。


カウンセラーからの提案

①カウンセラーは「発達障害の脳のしくみ」を説明。ひろこさんご自身にASD傾向があることを自覚されていたので、医療では未診断でしたが、発達障害として関わらせてもらいました。

その上で、ひろこさんの特性に特化した「ひろこさんの脳の取り扱い方法」を提案しました。


②カウンセラーからコミュニケーションの改善提案をしました。

「ひろこさんが失敗する行動パターンはこの2種類。この2パターンだけ行動を変えれば、人づきあいはうまくいく。」

自分の行動すべてに問題があると思い込んでいたひろこさんは、2パターンのみを改善すればいいと聞いて、とても安心しました。


ひろこさんの実践

ひろこさんは継続来談のご希望。カウンセラーは、ひろこさんの改善点を、無理のない範囲で少しずつご提案しながら面談を重ねていきました。

ひろこさんには、「過去の出来事で『これってどうすればよかったの?』エピソード」「日常での出来事、思い出したこと、感じたこと」など、簡単な日記をメールで送ってもらいました。

その日記情報をもとに、カウンセラーは面談前に事前分析を進めます。

来談時にひろこさんと一緒に日記を振り返りながら、カウンセラーは具体的な対応方法をご指導しました。


ひろこさんは、コミュニケーションスキルを保護者会や町内会など、人と集まるシーンで実践。

「あぁ、こうすれば人とうまくいくんだ」という成功体験を積んでいきます。

面談は8回で終了。ひろこさんは自分の特性に合った、無理のないコミュニケーションで対人関係を改善していきました。


ひろこさんは現在、絵画教室を運営しています。

8回の面談では人間関係の改善だけでなく、「私はこれからどう社会で生きたいか」というキャリア相談も重ねていました。

ひろこさんは「自分の好きを活かす」と決めました。

ひろこさんは今、得意の絵画を通じて、地域の子ども、人とつながっています。




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