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毒親にて思うこと

July 18, 2018

お世話になります。カウンセラーの松島です。

「毒親」という言葉は、すっかり世間に定着したようです。

私の面談にも、「毒親と離れたい」というご相談が後を絶ちません。

 

「子ども」というものは、とても「けなげ」です。

どれだけ親に罵られ、否定され、叩かれても、子どもは親を愛します。

子どもが大人になり、自身が親から虐待を受けていたと気付き、親と距離をおきたいと考えますが、

「親が自分のやったことを認め一言謝ってくれたら許したい」

そんな「けなげな子ども」は、大人になった私たちの身体のなかに今でも存在しています。

 

私は「毒親」という言葉は苦手です。

どんな人であれ、私の大切なクライアントさんを産み育てた人。

簡単に「毒親」と一言で片付けたくはありません。

また家族心理を扱う立場として、親にもなんらかの事情があって、毒親になったのだと想像できます。

 

しかし残念ながら、毒親は存在します。

成人してもなお子どもを罵倒する。

子どもにお金の無心をする。

子どもの生活に踏み込んでくる。

子どもより優位に立とうとする。

親との関わりのなかで成人してもなお、子どもは生きづらさを抱えていきます。

 

親から離れたいのに離れられない。苦しいのに離れられない。

これは典型的な「共依存」の形態です。

 

共依存傾向のある人は、「私」を主語にして話すことが苦手です。

いつも親や他者の顔色ばかり見て生きてきたので、自分中心に物事を考える力がありません。

いつも誰かの指示や許可がなければ、行動ができません。

支配的な親に育てられた人は、結婚相手もまた、支配的な人を選ぶ傾向があります。

支配が「親」から「夫」へ移行し、DVモラハラに巻き込まれます。

 

共依存傾向の人は人生評価が低く、自分が幸せになるイメージを持っていません。幸せになることをあきらめています。

 

毒親と離れるタイミングがやってくる

モラハラ夫から離れることを考える

しかし、行動できない。

 

共依存者にとって「幸福」は未知の世界。知らない世界は「怖い」。

一方「不幸」には慣れている。不幸のなかでも何とか生きてこられた。

だからこのままで、いい。

「他者に支配された人生、これが私の人生」と言わんばかりに。

 

 

幸福になれ、あなたの人生を生きろ、なんて、

そんな高レベルなこと、私は言わない。

 

私は、ただ

 

不幸になる必要はない

わざわざ苦労を背負う必要はない

と、伝えたいだけ。

 

わざわざ苦労を買っている人は

幸せの道を選ぶ勇気がないだけ

 

幸せになる、ということは、

勇気がいること

 

人は幸せを目の前にすると臆病になる。

幸せになることは、不幸に耐えるより勇気のいること、だから。

 

 

あなたのなかにいる「けなげな子ども」を幸せにしてあげませんか。

「けなげな子ども」を幸せにできるのは、親でもなく、夫でもなく、

「勇気あるおとなのあなた」です。

 

 

 

 

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