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離婚活動

お世話になります。家族療法カウンセラーの松島です。

この一年を振り返る今日この頃。今年も多くの方とのご縁をいただきました。

とくに性格改善個人レッスンをご希望されるクライエント様方々のお気持ちが印象的です。

性格改善個人レッスンのクライエント様は、皆さん希望動機が様々です。

「私は自信がない。もっと自信をつけて堂々と生きたい。」

「私は悩みを抱えやすい。自分の考え方を変えたい。」

「私は人との関わりが苦手。自分の意見を言えるようになりたい。」

「母親との関係がしんどい。もっと自由に生きたい。」

「婚活中。未来の結婚生活のためコミュニケーション力を身に着けたい。」

皆さん希望動機が様々です。そして切実です。とても真剣に「自分のため」になる心理学を根気よく学習してくださっています。

なかでも今の時代を映し出すような希望動機がありました。

「離活」

離婚活動、です。

「女性が我慢をして結婚生活を送ることは誰のためにもなっていない。もっと私の人生を生きていいのではないか。離婚をするためには経済自立が必要。しかしその前に『精神自立』が必要。今の私のまま離婚しても同じことを繰り返してしまう気がする。」

そんな視点に気付きはじめている女性が多くいらっしゃいます。

人の意識のなかには「人生イメージ」というものがあります。

幼少期の日常生活の中で、子どもは両親や周囲の大人の行動や態度を見て「あ~人生ってこーいうもんなんだな」と人生のイメージを決定します。人生イメージは10歳くらいまでに無意識に根付き、自分のイメージした人生を無意識に生きようとします。

「人生って楽しい」というポジティブなイメージが根付いていれば、自然とそのような人生を生きていきます。

一方「人生ってしょせんこの程度」「生きるなんて厳しいだけ」など、ネガティブなイメージが根付いていれば、どれだけ人生に楽しいことやうれしいことがあっても、「どうせ私なんて…」という思考回路が無意識に働き人生に消極的になります。

本人は一生懸命に人生を改善しようと努力するのですが、無意識のなかにネガティブな人生イメージがある以上、なかなか意識的に行動し人生を修正することができません。行動をしようとすると怖くなったり体調が悪くなることがあります。

そのため個人レッスンではまず、その方の無意識に、どんな人生イメージがあるかを見つけていきます。その人の生き方を決める人生イメージを根本的に改善しなければ、離婚後の人生も同じような生き方になってしまう可能性が高い。離婚に向けてせっかく経済自立をしたとしても、人生イメージがネガティブであれば日々の仕事にも影響がでかねません。

離婚活動として個人レッスンを受けたクライエント様がその後どうなったのか。

その後も皆さん様々です。

レッスンを終えると同時に別居した方。

レッスンをしながら自分を見つめなおし、結婚生活の継続を決めた方。

レッスンをしながら、今自分にできることを整理していった方。

私はどんな結論でも、クライエント様が決めたことはすべて肯定します。

クライエント様の人生はクライエント様のものです。

答えは必ずクライエント様の心のなかにあります。

私は個人レッスンやカウンセリング

を通して、ほんの少し、クライエント様の心を引き出すお手伝いをするだけです。

今年はクライエント様方々の「生きるチカラ」「人生を取り戻す強さ」をたくさん見せていただきました。

お勉強させていただいているのは私の方です。

皆さんの努力、真摯なお気持ちに後押しされているのは私の方です。

来年もクライエント様、市民・PTAの皆さんのお役に立てるよう、私もさらなる経験と勉学に励み精進してまいります。

楽しい授業ができるように年末年始のお笑い番組でボケを学習しつつ、年末のご挨拶とさせていただきます。

来年もよろしくお願いいたします。

 
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