子どもの問題=家族の問題

お世話になります。家族療法カウンセラーの松島です。 私は子どものころ、ものすごく母親に怒られて育ちました。 私は3人姉弟の真ん中ですが、3人のなかで、一番に自己主張が強かったと思います。 自分の意見をハッキリといい、わからないこと、納得のいかないことは、食い下がってでも親に聞いていた記憶があります。 私は単純に、疑問について、親に応えてほしかっただけなのですが うるさい!親の言うことが正しい! なぜって言うな! 理屈ばっかり言う子どもだよ! 最終的には、母親の、こんな言葉で会話が終わっていました。 今、思えば、仕事や育児家事で忙しく、母に精神的余裕がなかったことは理解できます。 私は、今、カウンセラーになり、母親専用のカウンセラーをやっています。 「子どもと衝突ばかりしてしまう。私はあの子が理解できない。」 このようなご相談を聴かせていただくたびに、 このお母さんが抱えている本当の問題は何かな、と思います。 私のカウンセリングでは、お子さんとの関係や、お子さんの問題行動でお母さんが悩まれた場合、 ご夫婦関係をもう一度みつめ直してもらうことがあります。 『夫婦の問題を子どもの問題にすり替える』 心理学上、このようなパターンは、けして少なくはありません。 私の子どもの頃のお話しに戻ります。 私の父は、とても自由な人で、自分のやりたいように生きている人でした。 事業を経営していたので、それなりの責任はあったと思いますが、とにかく自己主張が強く、自分の思う通りに物事をすすめたい人でした。 母は、父の悪口を言ったことがありません。 お父さんは立派だ。 お父さんに食わせてもらっている。 お父さんを怒らせてはいけない。 しかし、それって本心かな~と、子ども心に、母の言葉を疑う自分がいました。 私が大人になって家族療法を学んだとき、本来、父へ向かわれるはずの怒りが、「父の行動に似ている子ども(私)」に向けられたのだと、知りました。 たとえば 夫に、自分とは正反対の性格があって、ときどき、夫の行動にイラッとする。 イラッとする程度で、夫に対しては、それほど意識は働かない。 しかし、子どもが、夫と似たような行動をすると、「なんでそんなことするの!」と、ものすごく腹が立ったりする。 そして「私は子どもと衝突ばかりしてしまう。私はあの子が理解できない。」と子どもの問題にすり替わる。 私は、いつも思います。 家族のなかで問題がおこったとき、誰かひとりだけが悪いことなど、ありません。 子どもが登校拒否だ。子どもが非行をした。 それは子どもだけの問題ではなく「家族全体の問題」なのです。 だからときどき 「なぜ私は、この人を自分の夫(妻)として選んだのかな」と考えてみるのもいいかと思います。自分が相手に何を求めていたのか。 夫婦関係を改めて考えてみることで、子どもとの問題の糸口が見えてくることもあります。 ちなみに、私の母ですが 今ではすっかりしっかり、怒りを本人(父)に向けて、「正しく」怒りを表現しています。 お父さんも、素直にお母さんに怒られています。 そんな初老の夫婦を見つつ、結果オーライ…っと小さくつぶやく、カウンセラーなのでした。

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